シルバーティアラの行方
Last-modified: Tue, 16 Oct 2018 23:49:27 JST (2018d)
Top > シルバーティアラの行方
freeze
特徴
ストーリー・キャラクター
- 全体的にファンタジー世界で繰り広げられる王道ストーリー
- それでいて、ラストは仲間の一人がとんでもない行動に出て、謎が残る終わり方となる
- 続編が存在する
- キャラクター一人一人が個性的で、出撃準備時の会話が面白いので、育成していないキャラクターの動きも楽しめる
- ストーリーに強く絡むキャラは序盤で加入するようになっているので、中盤以降の加入キャラについては出番が控えめではある
システム
- クラスチェンジ
- 一定のレベル以上になると上級クラスにクラスチェンジできるようになっており、そのクラスの専用スキルを得る、移動力が高くなる、使用可能な武器の種類が増える等のメリットがある
- 斧士は大斧兵、狂乱兵と上級クラスが2種存在する
- 下級クラスからクラスチェンジした場合は、クラスチェンジした後でも戦闘準備時のクラス変更で選び直す事ができる
- クリア評価
- クリアまでのターン数や、キャラのレベル、所持金の残額、特定のアイテムを入手したか等によって、評価が付く
- 評価は高い方から、S>A>B>C>D>Eの6段階
- クリア評価をより高くするとなると難易度は高く、ゲームのやり込み要素となっている
ゲームバランス
- 難易度選択式
- かんたん、ふつう、むずかしい、きゅうきょくの4段階から選択できるので、比較的自分に合ったバランスでプレイできる
- 「呪術師」、「大呪術師」の存在と状態異常を用いた戦術
- メインの使用装備はカードで、状態異常撒きが得意なクラス
- 状態異常を与えるカードの射程は1-3と投擲・弓(例外有り)・魔法(例外有り)よりも少し長い
- 射程が長すぎて一方的に行動阻害で嵌められたり、逆に射程が短すぎて近接攻撃してしまった方が早いと言う事もない射程
- 状態異常による戦略性
- ターン開始時にダメージを受ける、行動不能になる、魔法と杖が使用不可能になる、パラメータが下がる等
- スリップダメージの状態異常であれば、攻撃でダメージが通りにくい、高い守備の敵を突破する助けになる
- 状態異常を掛けて攻撃を仕掛ける事によって、ステータスが多少低いキャラでも敵を安全に処理できる。これで経験値を与える形でキャラの育成に役立つ事で、自由度の高さを引き出す
- 敵から状態異常を受け、弱体化したキャラが倒される等、戦闘に緊張感を与えるのにも一役買っている
- 実は、札を使うごとに一定の経験値が得られる為、無抵抗の敵に対して札を使い続けるだけで簡単にレベルをカンストさせられるクラスだったりする
- クリア評価におけるレベルが一定以上のキャラクターの人数を増やす助けになる場合もあるか
- 味方ユニットの性能において、同クラスのキャラクター間で体格を除いたパラメータ的に大きい差が無い
- どのキャラクターを使っても、問題なく運用できると言う意味で、自由度が高いとも言える
- 使い勝手を評価する要素は、支援相手の多さ、所持スキル、加入するタイミング、専用道具の有無と初期値と言った所か
- ボスのクラスが若干偏り気味
- 全体的に守備力が高い自動回復するボスが少ない為、叩いては回復させて・・・と言ったいわゆる「ボスチク」できる場面は少な目
- 徹底して稼ぐプレイヤーにとっては気になるが、「持久力が高い為に突破困難」と言う事にならないので、ゲームのテンポを重視するプレイヤーにとっては好都合
- 終盤、魔法と杖を使うクラスのボスが多い
- ストーリーの関係仕方がない所
- この事によって戦闘のバランス自体は破綻していない
- 全体的に守備力が高い自動回復するボスが少ない為、叩いては回復させて・・・と言ったいわゆる「ボスチク」できる場面は少な目
総評
使用されている計算式の多くは、ファイアーエムブレム(封印の剣~聖魔の光石)に準拠しており、GBAシリーズのFEに近い感覚でプレイできる。それでいて、呪術等の戦略の幅を広げる要素が入っており、新鮮さを感じられる作りになっている。
難易度選択に加え、攻略よりもストーリーを見る方を重視したモードも存在しているので、SRPGライト層にとってもハードルが高くない。高難易度なモードとクリア評価の存在から、上級者にとっても手ごたえを感じられる。
pcomment
最新の15件を表示しています。 コメントページを参照