虚ろ町ののばら
Last-modified: Sat, 17 Nov 2018 22:55:45 JST (1979d)
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freeze
特徴
ストーリー・演出
- 冒頭部分
- 主人公「のばら」はバスで移動中に終点で降りれば良いので居眠りをするが、目を覚ますとバスの中はボロボロ
- バスの入り口には得体の知れない何かが・・・、何とかしてバスを降りると見知らぬ場所に着いていた
- 全体的には、重くシリアスなストーリーとなっている
- 主人公と仲間の会話イベントの中に、少し和むものもある
- 物語の終盤に登場するあるキャラクターに突っ込みどころがあるのも、シリアスを崩壊させない程度にプレイヤーの心を緩ませてくれるようになっている
- 4種類のエンディングの内、2種類はバッド系、もう2種類の内1種類はバッド寄りな感じで、1種類がグッドエンドな内容
- 重々しい内容を味わうことになるが、真エンドを迎えた時の感動もその分大きいものとなっている
- 主人公と仲間の会話イベントの中に、少し和むものもある
- 軽度のホラー的な演出が幾つかある
- 主にゲーム序盤で見られるので、耐性が無い方は注意を
- 美麗な一枚絵や立ち絵
- 重くシリアスな場面に合った一枚絵がここぞと言う所で挟まれ、演出に一役買っている
システム
- 画面の左上に目的が表示される
- 何をすれば良いか分かりやすく、ゲームを進めやすくなる
- マップ上で調べることができる場所に近づくと主人公から吹き出しが表示される
- 吹き出しの有無で調べられるか否かが分かる=探索で調べなくて良い場所まで見なくても大丈夫なので、作業的な部分のそぎ落としになる
- マウス操作を意識した作りになっており、メニューを開くと言った動作はマウスでのクリックでないとできない
- 移動(ダッシュも含む)はキーボードの方向キーでも可能
- マウスボタンやキーを長押しすると、一部のイベントは早送りできるようになっている
- 画面右上に蝶の印が表示され、蝶の印の色によって物語の進み方が分かる
- 青く光れば良い方向へ、赤く光れば悪い方向へ進んだことになる
- 青く光った回数と赤く光った回数はエンディング分岐に関係するものになっている
- 途中で取る行動によって、どっちに光るかが違うので、狙ったエンディングを見る為にセーブデータを残すと良い
- どちらを選んだら良い方に進むか、初見では分からない部分も存在する
- 絶対に違うであろうと言う選択肢も存在するので、敢えてそれを選んでエンディングを分岐させる方法もある
- 青く光れば良い方向へ、赤く光れば悪い方向へ進んだことになる
- 物語途中で、パートナーと合流する
- 主人公とパートナーを切り替えながら探索ができるようになる
- 主人公では対処できない場合はパートナーに切り替えて探索すれば何とかなる
- ゲーム中での説明がしっかりしている
- 上述したシステムに関する説明はゲーム内で入るようになっている
- また、ストーリー中にルールが少し違うイベントが発生するが、その時の説明も入るようになっている
探索
- 先に行ったら戻ってくることが無い場合、先に行く前に、行くかまだ残るかの選択肢が出る
- やり残しによって、エンディング分岐に影響が出る可能性も
- 条件を満たすことで実績が解除される
- 分岐やゲーム進行には影響がない隠し要素なので、ちょっとしたやり込みになる感じ
- 探索を進める事に気を取られていると、実績を取れないまま終わる可能性も
- 追いかけられ要素
- 見つかると、こちらを追いかけてくる敵が存在する所もある
- 敵の視界が大まかに分かるようになっているので、それを避ければ良いことが分かりやすい
- マップ上のギミックによって、特定の場所に誘導する等して避けたりする場所もある
- 見つかると、こちらを追いかけてくる敵が存在する所もある
- 謎解きは大半が必要なアイテムを探すと言った程度になっている
- 得られるヒントや情報を元に、答えを出すものもあるにはが、捻っている訳ではないので、低難易度
ゲームクリア後の要素
- クリア後に、おまけの部屋に入る事ができる
- キャラクターに関する設定であったり、BGMの再生
- 実績やエンディングのヒントを見られるようになっている
- エンディングの条件を満たすのは難しくなっている分、こう言ったヒントで救済と言った所か
- どのエンディングでも一度迎えると、前述の蝶の印が青く光った回数・赤く光った回数のカウントを操作できる
- 光った回数によって分岐するエンディングの回収に役立てることができる
- あるエンディングに限っては、蝶が青く光った回数や赤く光った回数以外にも条件があり、その条件を満たして居なければ、このカウントの操作だけでは迎えられない
- おまけシナリオ
- シリアスな本編と打って変わって、ギャグ全開な掌編が収録されている
総評
作り込まれたシリアスなストーリーや、美麗な一枚絵による演出に力が入ったアドベンチャーゲーム。
謎解きや障害を回避する難易度は低いが、4つ目のエンディングを迎える為にはくまなく調べる事が重要になってきたり、実績の解除と言ったやり込み要素と、調べるべき要素に気付く・見つけると言った所が求められる。
トゥルーエンドを迎える事ができれば、重い展開や長い探索に見合った感動を得られる。
ストーリー自体の作り込みがしっかりしているので、地道にエンディング回収をせず、救済要素を使って回収しても十分に楽しめるレベルのクオリティではある。
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